自分の色彩感覚はどれくらい?
測ることができます。色の専門家は2色の違いをΔE00(CIEDE2000)で表し、差が1前後だと人が見分けられるかどうかの境目に近くなります。校正済みモニターで仲間外れの色を探した訓練済み観察者8人の閾値はΔE00 2.5程度でした(Hongほか、2026)。歯の色合わせでは、0.8の差に観察者の半数が気づきます。あなたの位置は、目、年齢、画面、光によって変わります。
このテストは色のための視力表です。グレーの色合わせブースで7枚の色見本の扇が開き、1枚だけがわずかに違うので、それをタップします。全15レベルで、差はΔE00 16から始まり、3レベルごとに半分になり、レベル13で1、レベル15で0.63になります。扇は毎回、12の色系統から選んだ新しい色です。違う1枚は明るいか暗いか、鮮やかかくすんでいるか、色相環の上で少しずれているかのどれかで、3種類が順番に出るため、レベルは色の見分け全般を表します。正解するたびに次のレベルへ。1回目の間違いでは同じレベルを別の色でもう一度、2回目の間違いで終了です。クリアした最も細かいレベルを閾値に換算します。偶然の正答(7分の1)を除いたうえで、半分の確率で見える差です。Hongらと同じ基準です。
色覚異常の検査ではなく、何かを診断することもできません。色覚が気になる場合は、眼科を受診してください。順位もつけません。日常の画面でこの課題を大人数に実施した研究はまだないため、百分位を作る代わりに、専門家が実際に基準にしている色差の中にあなたの数値を置きます。画面の明るさ、Night Shiftや目に優しいモード、True Tone、カラープロファイル、見る角度、明るすぎる部屋は目に届く色を変えます。1回だけの結果はばらつきも大きくなります。
このテストで測ること
測るのはひとつだけ。視力表と同じように、まだ見分けられる最も小さな色の差です。
テストの内容
- ニュートラルグレーの照明ブースで、扇に並んだ7枚の色見本から違う1枚をタップ
- CIEDE2000(ΔE00)で測った15レベル。差は16から0.63まで、3レベルごとに半分になります
- 色相環をひと回りする12の色系統。違う1枚は明るさ、鮮やかさ、色相のどれかが変わり、3種類が順番に出ます
- 間違えられるのは2回まで。1回目は同じレベルを別の色で再挑戦、2回目で終了
わかること
- あなたの色のレベル(1〜15)と、ΔE00で表した閾値
- 4つの基準値の中でのあなたの位置:歯科で観察者の半数が気づく差(0.8)、半数がまだ同じ色と認める差(1.8)、校正済みの実験室モニターでの訓練済み観察者(約2.5)、シアン・マゼンタ・イエローの印刷許容差(3.5)
- 日常に置き換えると:規格内で印刷されたポスターのずれや、隣り合う歯の色の境目に気づくかどうか。さらに、2枚の色見本を近づけて自分の限界を確かめられます
- レベルごとの詳細:どの変化が得意だったか、どの色で間違えたか、難しいレベルにどれだけ時間がかかったか
- シェア用カードと挑戦リンク。リンクには#より後ろにレベルだけが入り、登録は不要です
始める前に
- 画面を明るくし、Night Shift、目に優しいモード、True Toneをオフに
- 画面を正面から見て、明るい窓や照明を避けてください
- スマートフォンでもパソコンでも、3D(WebGL)が有効なブラウザーで動きます
- 所要時間は約2分
色彩感覚についてよくある質問
このテストは無料?結果を見るのに登録は必要?
無料で、登録もいりません。アカウントもメールアドレスも支払いも不要です。最後まで終えると結果がこのページにすぐ表示され、そのままシェアしたり、もう一度遊んだりできます。
色彩感覚をネットでテストするには?
同じ色の中にわずかに違う色を1つ隠し、レベルごとに差を小さくしていく課題を使います。このテストは7枚の色見本と、印刷や歯科で使われる色差の単位ΔE00で測った15レベルで、あなたが見分けられた最も細かい差を示します。自分の画面で行うので、始める前に画面を明るくし、Night ShiftとTrue Toneをオフにしてください。
これは色覚異常の検査ですか?
いいえ。眼科で使われる石原式色覚検査表のような色覚検査は、特定のタイプの色覚異常を調べるものです。このテストは、あなたの画面でどれだけ小さな色の差を見分けられるかを測るもので、何かを診断することはできません。色覚異常が気になる場合は、眼科で検査を受けてください。
色のΔEとは何ですか?
ΔE(デルタE)は、2つの色がどれだけ違って見えるかを表す数値です。このテストでは、印刷、塗料、歯科で使われるCIEDE2000(ΔE00と表記)を使っており、1前後が人に見えるかどうかの境目に近くなります。歯科の研究では、セラミック試料の0.8の差に観察者の半数が気づき、オフセット印刷ではシアン・マゼンタ・イエローのベタに3.5までの差が許容されます。
色彩感覚テストで何レベルなら良いほうですか?
日常の画面でこの課題を行った人の平均はまだ発表されていないため、このテストは百分位を出しません。代わりに基準値を示します。校正済みモニターでの訓練済み観察者の閾値はΔE00 2.5程度(Hongほか、2026)。閾値が1.8より細かければ、観察者の半数がまだ同じ色と認める歯の色の差を見分けられることになります(Paravinaほか、2015)。
年齢とともに色を見分ける力は落ちますか?
平均すると落ちます。Reinecke、Flatla、Brooksが2016年に自分の画面で参加した29,044人を調べたオンライン研究では、20〜30歳で最もよく見分けられ、年齢とともに下がりました。Farnsworth-Munsell 100色相検査では平均誤差が19歳前後で最も小さく、70代では約3倍になります(KinnearとSahraie、2002)。どちらもこのテストとは別の課題なので、数値をここのレベルに換算することはできません。
別の画面でテストしたらレベルが変わったのはなぜ?
画面と部屋も測定の一部だからです。Reineckeらの2016年のオンライン研究では、周囲が明るいほど、画面が暗いほど成績が下がりました。Night Shift、True Tone、カラープロファイルといった設定も表示される色を変えます。また1回だけの結果はばらつきが大きいので、同じ画面で何回か試すほうが参考になります。
数字の出典
順位はつけません。日常の画面でこの課題を大人数に実施した研究がないため、あなたの閾値は基準値の間に置いて示します。レベルは、偶然の正答を除いて半分の確率で見える差というHongほか(2026)の基準で換算していますが、研究は校正済みモニター、ここはあなたの画面です。印刷許容差(3.5)は、ISO 12647-2:2013がシアン・マゼンタ・イエローのベタに示す参考値で、Yu、Chung、Myers(2015、TAGA Proceedings)の要約によります。どちらもリンクできる公開ページはありません。このサイトは自分のプレイヤーのデータを公開していません。
- Hong, Bouhassira, Chow, Sanders, Shvartsman, Guan, Williams & Brainard (2026), eLife — Comprehensive characterization of human color discrimination thresholds
- Paravina, Ghinea, Herrera, Bona, Igiel, Linninger, Sakai, Takahashi, Tashkandi & Perez (2015), Journal of Esthetic and Restorative Dentistry — Color difference thresholds in dentistry
- Reinecke, Flatla & Brooks (2016), CHI ’16 — Enabling Designers to Foresee Which Colors Users Cannot See
- Kinnear & Sahraie (2002), British Journal of Ophthalmology — New Farnsworth-Munsell 100 hue test norms of normal observers for each year of age 5–22 and for age decades 30–70
レベルの算出方法
ΔE00(CIEDE2000)
印刷、塗料、歯科で使われる色差の式。1前後が見える・見えないの境目に近く、数字が小さいほど見分けにくい組み合わせです。
閾値
偶然の正答を除いたうえで、半分の確率で見分けられる差。7枚から当てずっぽうで選ぶと7回に1回は当たるため、閾値は偶然と確実の中間に置きます。Hongほか(2026)と同じ方法です。
2回の間違いで終了
正解するたびに次のレベルへ進むので、1回のテストは短く済みます。レベルは最後にクリアした段階で、閾値はその段階の色差に、2回目の間違いで止まるという規則の性質を補正して求めます。