ひと目でいくつ覚えられる?

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ひと目でいくつ覚えられる?

人はひと目でいくつ覚えられる?

ほとんどの人は3個ほどです。Balaban、Fukuda、Luriaが2019年に公開した視覚的ワーキングメモリーの実験データでは、ここで集計した2,040人が一度短く見ただけで覚えていられた数は中央値で約2.7個、真ん中の半数がおよそ2.1〜3.3個で、4.1個を超えたのは上位5%だけでした。一瞬で見たものは、何かと比べる前にまずこの小さな記憶の置き場に入らなければならず、入りきらなかった分はそのまま消えてしまいます。

このテストは、Steven LuckとEdward Vogelが1997年に発表した変化検出課題を使っています。色とりどりのボタンが入った缶が約0.4秒開いて閉じ、1秒待つともう一度開きます。そのときボタンが1個丸で囲まれているので、「同じ」か「変わった」か、つまりそのボタンが別の色に変わったかどうかを答えます。ボタン2個から始めて、レベルごとに1個ずつ増え、各レベル2回。囲まれたボタンが変わるかどうかは、毎回コイン投げのように五分五分で決まります。目指す上限はありません。2回目のまちがいまで上がり続け、平均で約11回、10回中9回は17回以内で終わります。ボタンが9個以上になると、ボタンは少し小さくなり、同じ色が2回出ることもあります(穴が4つのものと2つのもの)。スコアは、あなたの回答すべてを最もよく説明する記憶容量Kです。CowanのKの背後にある標準モデルでは、N個のうちK個を覚えていれば、問われたボタンをK/Nの確率で知っていて、そうでなければ推測で答えます。

これはIQテストではなく、注意力の検査でも、記憶の問題を調べるものでもなく、何かを診断するものでもありません。1回のプレイは約11回と短いものです。公平に比べるため、比較対象の2,040人それぞれにも同じモデルでこの段階を進ませ、その結果の中であなたの順位を出しています。そうして出したスコアは、半数の人で本人の実験室での完全なスコアとの差が約0.45以内、10人中9人で1.12以内でした。また、回数が少ないとスコアは真ん中に寄ります。ボタン10個まで一度もまちがえずに進んでも3.5で、これはプレイ全体の97%を上回る値です。研究では色つきの四角を0.15秒見せ、実験室で120回行いました。ここではボタンを使い、見る時間はもっと長く、画面もそれぞれ違います。色覚に特性のある人には、赤・緑・オレンジのボタンは見分けにくくなります。

このテストで測るもの

測るのはひとつだけ。一度見たあと、視覚的ワーキングメモリーに色のついたものをいくつ保っておけるかです。

課題

  • 1項目だけを問う変化検出課題(Luck & Vogel、1997年):ボタンの缶が約0.4秒開き、1秒閉じたあと、ボタンが1個丸で囲まれた状態でもう一度開きます
  • 「同じ」か「変わった」かを答えます。囲まれたボタンは別の色になった?
  • ボタン2個から始め、レベルごとに1個増え、各レベル2回、決まった上限なし。囲まれたボタンが変わるかどうかは毎回コイン投げのように五分五分
  • 答えをまちがえるたびにミス1回、2回目のミスで終了
  • はっきり違う9色を使います。変化とは別の色になることで、濃淡が変わることではありません
  • 答えるたびに、正解かどうかと、そのボタンが実際にどうなったかが表示されます

わかること

  • あなたの記憶容量K:ひと目で覚えていた数を小数第1位まで
  • Balaban、Fukuda、Luria(2019年)の2,040人(全員に同じ段階を当てはめたもの)の中での位置:何%の人より多く覚えていたかを、その結果の分布図の上に表示
  • レベルごとの記録:どの回に正解し、どこで終わったか
  • これだけ少ない回数のスコアがどのくらいぶれうるかについての、率直な一言
  • シェア用カードと、友だちに「もっと覚えられる?」と挑戦状を送るリンク

始める前に

  • 約1分:平均約11回、10回中9回は17回以内
  • スマートフォンでもパソコンでも遊べます。キーボードでは左右の矢印キーで答えられます
  • 音はなくても大丈夫。ふたの開閉と正誤を知らせるだけです
  • 無料、登録不要
  • 色覚に特性のある人は、赤・緑・オレンジの間の変化が見分けにくくなります

視覚記憶についてのよくある質問

このテストは無料?結果を見るのに登録は必要?

無料で、登録もいりません。アカウントもメールアドレスも支払いも不要です。最後まで終えると結果がこのページにすぐ表示され、そのままシェアしたり、もう一度遊んだりできます。

ふつうの人はワーキングメモリーにいくつ覚えていられる?

短く見たあとなら、3個ほどです。BalabanとFukuda、Luriaの2019年の変化検出データでは、標準的な容量の公式で採点した2,040人が覚えていた色つきのものは、中央値が約2.7個、平均が2.71個で、真ん中の半数はおよそ2.1〜3.3個でした。画面に4個あるとき(平均2.81)のほうが、8個あるとき(平均2.60)より少し成績がよくなりました。

短期記憶は「7±2」ではないの?

まとめたり頭の中で繰り返したりできない場合は違います。George Millerが1956年に示した「7±2」は、Nelson Cowanが2001年の総説で論じたように、本当の容量の限界というより大まかな見積もりでした。ものをひとまとまりにしたり、心の中で唱えたりできない条件では、Cowanが多くの研究からまとめた限界は平均で約4チャンクです。このテストのように一瞬だけ見える色は、まさにその条件にあたります。

視覚記憶テストのスコアはどう計算する?

変化検出の研究の多くは記憶容量Kを使います。画面上の数に、「本当の変化に気づいた割合」から「何も変わっていないのに『変わった』と答えた割合」を引いた値を掛けたものです。そのためには、個数ごとにたくさんの試行が必要です。このテストは1回のプレイが約11回なので、この公式の背後にあるモデルを使い、一つひとつの回答から同じKを推定します。N個のうちK個を覚えていれば、問われたものをK/Nの確率で知っていて、そうでなければ推測する、というモデルです。比較する2,040人にも、同じモデルで同じ段階を進ませています。

2回目にやったらスコアが違ったのはなぜ?

1回のプレイは約11回なので、スコアは毎回上下します。研究参加者本人に同じモデルでこの段階を進ませると、半数の人で120回の実験室での完全なスコアとの差が約0.45以内、10人中9人で1.12以内でした。順位の動きは、半数の人で17パーセンタイル未満です。1回より何回かやったほうが確かなことがわかります。画面が変わったり、気が散ったりしても数字は動きます。

この記憶力テストでIQはわかる?

いいえ。ボタンの缶のテストが測るのは、0.4秒見たあとにいくつの色を覚えていられるかという、ごく狭いひとつのことだけです。知能テストでも注意力のテストでもなく、記憶の問題を調べるものでもありません。スマートフォンで短く1回やって低いスコアが出ても、ふだんの記憶力についてはほとんど何もわかりません。記憶のことが心配なら、医師に相談してください。

視覚記憶テストの所要時間は?スマホでもできる?

約1分、平均約11回で、スマートフォンでもパソコンでも、登録なしで遊べます。音はなくてもかまいません。キーボードでは、左矢印キーが「同じ」、右矢印キーが「変わった」です。色覚に特性のある人は、赤・緑・オレンジのボタンの間の変化が見分けにくく、記憶とは関係のない理由でスコアが下がります。

数値の出典

順位は、Balaban、Fukuda、Luria(2019年)の公開データにある2,040人との比較です。研究でのスコアは、4個と8個のときのKの平均です。一人ひとりを研究のパーセンタイル表から再現し、同じ変化検出モデルでこの段階を進ませ、その結果の中であなたの順位を出しています。研究のうち、回答キーが逆にコード化されているように見える8つの実験グループは、グループごと除外しました。研究の条件(色つきの四角を0.15秒表示、120回)はここと異なります。当サイトは、プレイヤーのデータを公開していません。

スコアの出し方

変化検出

いくつかのものを短く見て、少し空白をおき、そのうちひとつについて同じか違うかを判断します。どれを聞かれるかわからないので、全部を覚えておくしかありません。

記憶容量K

N個のボタンのうちK個を覚えていれば、囲まれたボタンが記憶にある確率はK/N。そうでなければ推測し、半分は当たります。あなたのKは、正解とまちがいのすべてを最もよく説明する値です。研究参加者2,040人のKの平均を、それぞれがあなたとまったく同じ答え方をする確率で重みづけして求めます。

あてずっぽうが効かない理由

推測は半分当たるので、運がよければ1〜2レベルは進めますが、それ以上は続きません。まちがえるたびに、終了となる2回のミスに数えられます。しかもスコアは到達したレベルではなく、すべての回答から計算します。でたらめに答えるとKは低くなります。