頭の中で形を回せる?

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頭の中で形を回せる?

頭の中で形を回せる?

回せます。しかも、かなり一定の速さで。ShepardとMetzlerによる1971年の古典的なメンタルローテーション実験では、2つのブロックの形が同じかどうかを見分けるのにかかる時間が、両者の角度の差に比例して一直線に伸びました。まるで頭の中で片方の形を回しているかのようです。GanisとKievitが2015年に測定した学生54人の公開データでは、真ん中の人の回転速度は毎秒約120度でした。

このメンタルローテーションテストは、同じ課題を短い「登り」にしたものです。各ラウンドに、9〜11個の立方体が4本の腕のようにつながった図形が2つ出ます。2つ目は1つ目を回したものか、その鏡映像を同じだけ回したもので、あなたは「同じ形」か「鏡映像」をタップします。段は全4段で、回転は0度、50度、100度、150度と大きくなります。研究と同じ4つの角度です。各段は2組で、1組は画面の中で、もう1組は奥行き方向に回ります。1回目のミスは見逃され、2回目で登りは終わります。結果は、どこまで登れたかと、正解だけから求めた回転速度です。角度が1度増えるごとに時間がどれだけ余分にかかるかを見るので、指や画面の一定の遅れには左右されません。公平に比べるため、54人の学生それぞれを、本人が記録した解答と時間を使って同じ4段で2,000回ずつ走らせ、あなたとまったく同じ方法で採点しました。そのうち77%が4段すべてを登りきりました。

これはIQテストではありません。メンタルローテーションは空間能力のひとつにすぎず、8組の問題で知能や臨床的なことは推定できません。学生たちは実験室でキーボードを使い、ペアはランダムな順で出ました。一方、あなたのペアは小さい回転から大きい回転へと進みますし、多くの人は続けるうちに練習で速くなります。そのため順位は目安であって較正された基準ではなく、2回目にはかなり違う結果になることもあります。角度が大きくなっても遅くならなかった場合や、正解が少なすぎた場合、テストは速度をでっちあげず、「読み取れない」と表示します。

このテストでわかること

測るのはひとつだけ。形を頭の中でどれだけ速く回して、しかも正しく答えられるか。

課題

  • Shepard–Metzler図形:9〜11個の立方体が面どうしでつながった4本の腕からなり、各腕は前の腕と直角。対称性がないので、図形とその鏡映像はどう回しても重なりません
  • 回転が段ごとに大きくなる全4段:0度、50度、100度、150度。GanisとKievitが使った角度です。各段の始まりに告知されます
  • 各段2組。1組は画面の中で、もう1組は縦軸まわりに奥行き方向に回ります。ラウンドごとに新しい図形
  • 2回まちがえると終了なので、1回のプレイは4〜8組
  • 答えるたびに2つ目の形が回って戻り、1つ目に重なろうとするので、なぜ同じ形か鏡映像だったのかが目で見てわかります

あなたの結果

  • どこまで登れたかと、GanisとKievitの2015年の研究の学生54人の中での順位(各学生を本人の解答で同じ4段にシミュレーション)
  • 回転速度(度/秒)と、90度ごとに余分にかかった秒数。54人の学生自身の速度と並べて表示
  • 角度ごとのあなたの時間のグラフ。各角度での学生の中央値と、真ん中の半数の範囲つき
  • 段ごと、同じ形か鏡映像か、画面内の回転か奥行きの回転か、それぞれの内訳
  • シェアできるカードと、結果そのものをリンクの中に入れたチャレンジリンク

始める前に

  • 約1分。無料で登録不要
  • スマホでもパソコンでも遊べます。3Dグラフィックス(WebGL)がオンのブラウザが必要です
  • 音はなくてもかまいません。小さなクリック音やタップ音が加わるだけです
  • 正確さを保ちながら、できるだけ速く答えてください。速度は正解だけで数え、2回まちがえると終了します

メンタルローテーションのよくある質問

このテストは無料?結果を見るのに登録は必要?

無料で、登録もいりません。アカウントもメールアドレスも支払いも不要です。最後まで終えると結果がこのページにすぐ表示され、そのままシェアしたり、もう一度遊んだりできます。

メンタルローテーションテストとは?

メンタルローテーションテストは、角度の違う2つの物体を見せて、同じ物体か鏡映像かを答えてもらうテストです。Roger ShepardとJacqueline Metzlerが1971年にブロック図形を使った形式を考案し、答えるまでの時間が角度に比例して一直線に伸びることを見つけました。人は頭の中のイメージを一定の速さで回しているらしい、ということです。このテストが測るのはその速さです。

メンタルローテーションの普通の速さは?

GanisとKievitが2015年に調べた心理学の学生54人の公開データから計算すると、真ん中の人で毎秒約120度、真ん中の半数はおよそ毎秒90〜160度でした。同じ研究では、回転なしで約1.8秒、150度で約3.2秒かかり、誤答率は約5%から19%に上がりました。

メンタルローテーションテストの回転速度はどう計算する?

回転速度は、正解だけを使い、解答時間を角度に対して見たときの傾きから求めます。90度増えるごとに0.75秒余分にかかるなら、回転速度は毎秒120度です。指、画面、押すと決めるまでの時間など一定の遅れは、どの解答にも同じだけ加わるので傾きからは消えます。だから生の時間ではなく傾きを測るのです。

メンタルローテーションテストでIQはわかる?

わかりません。メンタルローテーションテストが測るのは、形を頭の中でどれだけ速く正確に回せるかという、空間能力のひとつです。8組では一般的な知能について確かなことは何も言えず、このテストは臨床や教育の評価でもありません。ここでの順位は、短い1回の登りを、実験室での本人の解答を同じ4段で再生した学生54人と比べたものです。

メンタルローテーションは鍛えられる?

鍛えられます。Uttalらによる2013年のメタ分析は、空間能力トレーニングの研究217件をまとめ、対照群に比べて平均で約0.5標準偏差(Hedgesのg=0.47)の向上を見いだしました。効果は時間がたっても続き、訓練していない空間課題にも広がりました。このテストを繰り返すだけでも、慣れによって速くなります。

奥行き方向に回すのは、画面の中で回すより難しい?

元の研究では、そうではありませんでした。ShepardとMetzlerは1971年に、奥行き方向の回転にかかる時間は、図が画面の平面内で回る場合と比べて長くならなかったと報告しています。ただし個人差はあるので、このテストでは両方を混ぜ、どちらでミスや時間が多かったかを表示します。

2回目に違う結果になったのはなぜ?

8組は短いので、遅い解答がひとつあったり一度うっかりしたりするだけで、傾きも順位もはっきり動き、2回目のミスで登りが早く終わることもあります。練習でも多くの人は速くなります。GanisとKievitのデータでは、学生はセッションの後半で前半より約5分の1速く答えていました。1回より何回かのほうが多くのことがわかります。端末を変えると、回転速度より生の解答時間のほうが大きく変わります。一定の遅れは傾きから消えるからです。

数字の出どころ

順位は、生データが公開されているGanis & Kievit(2015)の心理学の学生54人と、あなたのプレイを比べたものです。学生は1人96組(0度、50度、100度、150度で各24組)に、縦軸まわりの回転、1組7.5秒、ランダムな順で、キーボードで答えました。各学生を、本人の解答と時間から抜き出す形でこのテストの4段に2,000回ずつ走らせ、シミュレーションしたプレイはすべてあなたと同じコードで採点しました。そのうち77%が4段すべてをクリアしました。あなたの横に表示される学生の回転速度は、各学生の96組すべてに同じ直線を当てはめたものです。このテストは小さい回転から大きい回転へ登り、タッチで答え、画面内の回転も含むため、順位は参考であって較正された基準ではありません。このサイトはプレイヤー自身のデータを公開していません。

スコアの出し方

回転速度

正解の解答時間を角度に対して並べ、直線を当てはめます。鏡映像には一定の追加時間を見込みます。傾き(ミリ秒/度)を度/秒に換算します(1000÷傾き)。よそ見をしたときのような極端に遅い外れ値は除きます。

速度が出ないとき

使える正解が5つ未満、異なる角度が3つ未満、角度の幅が100度未満、または角度が大きくなっても遅くならない場合、回転速度は表示されません。2回のミスで早めに終わったプレイは、正解が足りないことがよくあります。

順位

基準となる学生54人それぞれについて、各角度での本人の解答から抜き出す形で、この4段を2,000回ずつ走らせました。2回ミスで終了するルールも採点も同じです。あなたの順位は、そのシミュレーションのうち上回った割合です(同点は半分と数えます)。まずクリアした段の数で比べ、同じ段数どうしでは回転の傾きで比べます(遅くならなかったプレイが最上位、読み取れなかったプレイが最下位)。